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肩こりの痛みはストレートネックが原因?首こりを解消する方法について解説

デスクワークなどで肩こりが気になる人はストレートネックが原因かもしれません。
誤った角度でスマホの画面をずっと見つめていると、姿勢が悪くなり、首の筋肉へ影響してしまいます。本記事では、そういった方へおすすめのストレッチをご紹介します。

 

肩こりの痛みの原因は首かも

肩周辺のこりはすべて肩こりと考える人が多いのですが、実は首こりが原因ということも少なくありません。
肩こりは肩周辺の筋肉の緊張によって起こります。ずっと同じ姿勢でいると、肩周りの血流が悪くなり、肩の筋肉が固まってガチガチに緊張した状態になります。

 

一方、首こりは、ストレートネックのように首の姿勢の悪さが原因で起こります。
首周りには交感神経や副交感神経などの神経が通っています。そのため、こりで圧迫されることで冷えやめまいなどさまざまなトラブルが引き起こるリスクもあります。

 

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、スマホを長時間使い過ぎることによって首の姿勢が悪くなった状態です。
スマホの画面を見るとき、持ち手は体の前方下方向になってしまいがち。すると頭が肩よりも前に突き出した姿勢になります。
本来、首の骨は重い頭への衝撃を吸収するために緩やかなカーブを描いています。しかし、頭が前に突き出た姿勢が続くと、首の骨のカーブが損なわれ、頸部がまっすぐな状態になるのです。

 

肩こりが気になる場合は座り方から見直そう

頭部と骨盤はリンクしています。正しい椅子の座り方で骨盤を矯正することで、美しいカーブを描く首を取り戻しましょう。

 

まずは、お尻の肉を後ろに手で搔き出すようにして坐骨を座面に突き刺すように椅子に座り、自然と骨盤が立つようにします。座高をできるだけ高くするようなイメージです。
坐骨を意識して座ると、腹筋と背筋の深部に力が入ります。ストレートネックによって影響を受けた脊柱が本来のS字カーブを取り戻し、頭部は骨盤の真上にセットされやすくなりますよ。

 

骨盤を整えることは体幹トレーニングにつながるため、腰痛予防にもなります。

 

肩こりが気になる方におすすめする首のストレッチ

ここからは、肩こりが気になったときにおすすめの首のストレッチをご紹介します。

 

1. 首倒しストレッチ

ストレートネック対策として、鎖骨から耳の下に伸びる筋肉「胸鎖乳突筋」を伸ばします。鎖骨を手で押さえた状態をキープして、胸鎖乳突筋が心地よく伸びるのを感じましょう。
1日3回を目安にやってみてください。

 

1.右手で左側の鎖骨~肩甲骨の部分に手を置いて軽く押さえる。
2.そのまま、ゆっくりと上を向いていく。
3.上を向いた状態で右側に首を倒して、15秒キープする。心地よさを感じるくらいの角度まで倒すのがポイント。

 

反対側も同じように行いましょう。

 

2.タオルストレッチ

首の骨と頭蓋骨の境目をほぐして肩こりを和らげるストレッチです。家にあるフェイスタオル1枚で簡単にできますよ。

 

1.フェイスタオルの両端を持ち、後頭部に当てる。タオルの中心部がちょうど鼻先の真裏にくるように位置を調整する。
2.タオルを持つ両手を斜め上に引き上げるイメージで、首の位置はそのままで鼻先だけうなずくように動かす。

 

タオルの当たっている部分が首の骨と頭蓋骨の境目を引き離すように動かしましょう。心地よいと感じるまでやってみてください。

 

まとめ

肩こりだと思っていた痛みの原因が、実は首周りにあったということも少なくありません。自分の首がストレートネックになっていないか、一度チェックしてみましょう。
ストレートネックに気づいたら、正しい椅子の座り方やおすすめのストレッチでセルフケアをしてみましょう。なかなか改善しないという場合は、マッサージを受けることも検討してみてください。

 

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