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疲れ目の原因は?眼精疲労の対策と解消法をご紹介!

「目が疲れて、ぼやけて見える」「目が痛くて、充血している」ということはありませんか?
スマートフォンやパソコンの使用時間が長く、常に目を酷使している人が多くいます。
眼精疲労をそのままにしておくと、視力の低下、肩こりや頭痛などの体の不調に繋がるので注意が必要です。
今回は眼精疲労の原因やメカニズム、対策と解消法を解説します。

 

眼精疲労の原因

眼精疲労は目の使いすぎ、生活環境や健康状態によっても引き起こるものです。
原因は、主に以下のようなものがあります。

 

・スマートフォンやパソコン、テレビの見過ぎ
・眼鏡やコンタクトレンズが合っていない
・ドライアイ
・紫外線
・ストレス
・睡眠不足
・目や体の病気

 

このような原因に思い当たり、目が痛い・疲れる・ぼやけて見えるなどの症状が出ている場合は、眼精疲労である可能性があります。

 

眼精疲労のメカニズム

眼精疲労は眼球自体の疲れだけではなく、目の周りの筋肉疲労も関係しています。
物を見るときは目の奥にある水晶体が厚みを変えることで、遠くや近くのものにピントを合わせることができます。

 

水晶体の厚みを調整するのが毛様体筋という筋肉で、遠くを見るときは筋肉が緩まり、近くを見るときは筋肉が縮むのです。
特にスマートフォンなど近くを見る時間が長いと、目の筋肉の緊張状態が続いて負担がかかり、眼精疲労に繋がります。

 

眼精疲労の対策

目が痛くなる度に、目薬を使用していることはないでしょうか?
症状が出てから解決するのではなく、未然に少しの工夫をするだけで、目の疲れを防ぐことができます。
眼精疲労の対策法を5つご紹介します。

 

スマートフォンやパソコンの画面と周囲の明るさに注意する

画面と周囲の明るさに差があると、ピントを合わせるのに力を使い、目が疲れやすくなります。
スマートフォンやパソコンを使うときは、照明や画面の明るさを調整したり、ディスプレイの背景が暗くなるダークモードに設定したりして、目に負担がかからないようにしましょう。
外からの光が画面に反射しないように、画面の向きに気を付けたり、反射防止フィルムを貼るのも効果的です。

 

ブルーライトカット眼鏡を使用する

ブルーライトカット眼鏡は、スマートフォンやパソコン、テレビなどの液晶画面やLEDライトに使用されている青色の光をカットすることで、まぶしさを減らしてくれる効果があります。
青色の光は散乱しやすいので、長時間見ていると目が疲れやすくなるのです。
25%~60%程度カットされるものが多く、カット率が低いとレンズの透明度が高く、カット率が高いとレンズにやや色味が入るので、好みの眼鏡を選ぶといいでしょう。

 

目をこすらない

目が痛かったり、違和感があったりすると目をこすりたくなると思います。
しかし目は敏感なので、強くこすらなくても角膜を傷つけ、炎症する可能性があるのです。
眼精疲労に加えて目が炎症を起こすと、さらに目が疲れやすくなり、悪循環になってしまいます。
洗顔時やタオルで拭くときも、目を強くこすらないように気を付けましょう。

 

空調に気を付ける

エアコンや扇風機の風が目に直接当たり続けると、涙の量が減少し、目が乾燥しやすくなります。
目が疲れやすくなるうえに、細菌やウイルスから守る力がなくなり、炎症を起こしたり傷が付きやすくなったりすることもあるのです。
空調の向きに気を付けることや、眼鏡をかけることで風が当たりにくくなります。
まばたきの回数を意識的に増やし、目を潤わせることも効果的です。

 

湿度に気を付ける

秋や冬の空気が乾燥し、湿度が低下する季節は、肌だけではなく目も乾燥し疲れやすくなります。
湿度が50%以上になるよう、加湿器を使用しましょう。
加湿器がない場合は部屋に洗濯物を干したり、机に水の入ったコップを置いておくのも効果的です。

 

眼精疲労の解消法

目の疲れを感じたときに、すぐできる眼精疲労の解消法を4つご紹介します。

 

目を閉じて休憩する

目を閉じると目の周りの筋肉が緩まり、リラックスできるので眼精疲労を軽くしてくれます。
同時に目を乾燥から守り、潤わせることもできます。
仕事中はトイレに行ったときに数秒、パソコンを1時間使用したときに1分程度目を閉じて休憩しましょう。
習慣化することで予防にも繋がります。

 

遠くを見る

近くを見るときは目の筋肉が緊張状態にありますが、遠くを見るときは筋肉が緩まります。
特に集中して作業をしているときは、筋肉がこわばりやすいので、意識的に遠くを見るようにしましょう。
室内にいるときは、窓を開けて遠くの景色を見るのが効果的です。
何か1点をジーっと見るのではなく、なんとなくぼんやりと見る方が目をリラックスさせることができます。

 

ホットタオルやホットアイマスクで温める

目を温めると血流が良くなり、目がスッキリして疲労が軽くなります。
タオルを濡らして絞り、電子レンジで40秒程度温めると簡単にホットタオルが作れます。
ホットアイマスクはドラックストアで購入でき、良い香りがするものなどもあるため、リラックス効果も期待できます。

 

目に効くツボを押す

目のツボ押しは、時間をかけずにどこでも行うことができて、簡単に不調を和らげることができます。
ツボを押すときは眼球を押さないように気を付け、5秒かけてゆっくりと押し、5秒かけてゆっくりと戻すのを5回繰り返しましょう。

 

<目に効くツボの場所>

  • 【攅竹(さんちく)】
  • 攅竹(さんちく)は、疲れ目に効果的なツボです。
    眉頭の下のくぼみに親指を当て、ゆっくりと押します。
    机に肘を置き、指に頭を乗せるようにして押すと、力をかけずに圧迫することができます。

     

  • 【魚腰(ぎょよう)】
  • 魚腰(ぎょよう)は、目の乾燥に効くツボです。
    眉毛の真ん中、黒目の上部分に中指を当て、上に向けてゆっくりと押します。

     

  • 【太陽(たいよう)】
  • 太陽(たいよう)は、目の充血に効果的なツボです。
    こめかみのくぼみに中指を当て、ゆっくりと押しましょう。


 

まとめ

今回は眼精疲労の原因やメカニズム、対策と解消法を解説しました。
眼精疲労はドライアイや紫外線、ストレスなどの様々な要因がありますが、中でもスマートフォンやパソコンを長時間使用することにより、目の筋肉が緊張状態になることで引き起こされます。

 

対策としては画面や周囲の明るさを調整したり、空調や湿度に注意したりする方法が良いでしょう。
すぐに解消するには、目を閉じたり遠くを見たりして目を休ませることや、目に効くツボを押すことも効果的です。
後頭部や首、肩のマッサージも目の疲れに良いとされています。

 

リラクゼーションサロン「ラモアナ」では、全身もみほぐしやオイルマッサージなどを行っています。
特にヘッドマッサージは頭皮の凝りをほぐすことによって、目の疲れを改善させることも期待できます。
「目が疲れてかすんでしまう」「目が重く感じる」という方は、ぜひサロンでマッサージを受けて、目をスッキリさせてください。