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首が回らない主な原因は?セルフマッサージ方法、ストレッチ方法も解説

痛みによって首が回しづらいと、日常生活が大きく制限されます。後ろを向くたびに不快な感覚が生じ、ストレスがかかります。この記事では、首が回らない主な原因、首が回らないときにおすすめの4つの対処法などを解説します。セルフマッサージ方法やストレッチ方法も紹介しているので、首が回らなくてお悩みの方や首のこりが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 

首が回らない主な原因

首が回らない原因として考えられる症状は、以下の通りです。

 

  • ・寝違え
  • ・首回りの筋肉の緊張、疲れ
  • ・むちうち

 

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

 

寝違え

朝起きた際に急に首が激しく痛む現象は、「寝違え」と呼ばれます。
寝違えると、首を回すだけではなく、上下にも動かしにくくなります。
寝違えは、不自然な寝姿勢や疲れの蓄積などによって、首の周りの筋肉が硬直し、血流が十分に行き届かなくなることで起こります。

 

首回りの筋肉の緊張、疲れ

首・肩の筋肉の緊張や、疲れの蓄積によって痛みが生じ、首の動きが制限される場合があります。
過労をはじめ、不規則な生活、長時間のパソコンやスマートフォンを使う作業などは、首に負担をかける要因として大きく関与します。
さらに、心身のストレスが原因で、首・肩が痛くなるケースもあります。
首の動きが制限されるだけでなく、肩の痛みが同時に現れる場合は、頚腕症候群が関係している可能性が高いため、病院を受診することをおすすめします。

 

むち打ち

交通事故やスポーツをした後などに、首が回せなくなる状態が見られる場合、むち打ちになった可能性が高いです。
むち打ちは、外傷性頚部症候群と呼ばれ、強い衝撃により頭が揺れることで、首に負担がかかり、痛みや不快感が生じる現象です。

 

原因を自覚できないまま首に問題が生じることもあるため、放置せずに病院にかかりましょう。

 

首が回らないときにおすすめの4つの対処法

首が回らないときにおすすめの対処法は、主に4つあります。

 

  • ・冷やす、または温める
  • ・首、肩のストレッチを継続する
  • ・普段から姿勢を見直す
  • ・セルフマッサージをする

 

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。

 

冷やす、または温める

ズキズキと痛む場合は、一時的に冷やしましょう。
氷やアイスパックなどを利用して、痛みが弱まるまで10〜15分程度冷やします。

 

この方法は、痛みが生じてから3日以内を目安に行いましょう。
それ以降は、温水シャワーや蒸しタオルを用いて温める方法に切り替えることをおすすめします。温めることで、筋肉が柔軟になり、血行が促進されます。

 

首、肩のストレッチを継続する

首や肩のストレッチをすることで、筋肉が柔軟になり血液の循環が促進され、痛みの改善が早まる可能性があります。
ただし、首や肩の痛みが強い場合は、無理にストレッチすることをおすすめしません。
以下で、おすすめのストレッチ方法を紹介します。

 

肩の上部に付く僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ方法
 1.片手を腰の後ろに回し、もう片方の手で肩を押さえる
 2.首を斜め下に倒す

 

首の横に付く「胸鎖乳突筋」のストレッチ方法
 1.片方の手で肩を押さえる
 2.首を斜め後ろに倒す

 

普段から姿勢を見直す

普段から姿勢が悪いと、首にかかる負担が増え、痛みが起こりやすくなります。
そのため、無自覚のうちに猫背や反り腰になっていないかなど、普段から姿勢を見直すことが大切です。
特に、座っているときや立っているときに、頭が前に突き出している姿勢になっていか、注意深くチェックしましょう。
首を伸ばし、顎を引くように意識するだけで姿勢が改善されます。日常的に実践してみてください。

 

セルフマッサージをする

首周りのセルフマッサージも有効です。
セルフマッサージでは、特定の筋肉を集中的にほぐせます。首周りの筋肉を触って、筋肉が硬直した箇所を中心にマッサージしましょう。
ただし、押した際に痛みを感じる箇所は、痛みを悪化させることもあるため、避けた方がよいです。
以下で、首が回しやすくなるツボを2つ紹介します。

 

大椎(だいつい)
大椎(だいつい)は、首の骨(頚椎)にあります。頭を下に向けた際に浮き出る大きめの首の骨です。
指で優しくさすりながら、マッサージすることをおすすめします。マッサージの手順は、以下の通りです。
 1.大椎に中指を当てて、上体をそらしながら押す
 2.息を吸いながら力を入れて、息を吐きながら力を抜く
 3.上記を5〜6回繰り返す

 

天柱(てんちゅう)
天柱(てんちゅう)は、後頭部の髪の生え際や、首の骨の両側に位置しています。
首や肩の不調、頭痛、そして目の疲れなどを軽減する効果が期待されています。マッサージの手順は、以下の通りです。
 1.両手の親指で、頭を持ち上げるように、5秒程度押す
 2.上記を3〜5回繰り返す

 

解消しない場合は、整体院・マッサージ院もおすすめ

首の痛みや動きの制限が続く場合、自宅でのセルフケアだけではなく、専門家によるマッサージや整体を受けることも検討しましょう。
整体院やマッサージ院では、専門的な知識と技術を持つ施術者が、個々の症状に合わせたマッサージやストレッチを提供します。
これにより、筋肉の緊張が和らぎ、血行が改善され、痛みが軽減する可能性があります。

 

まとめ

首が回らない原因は、寝違え、筋肉の緊張や疲れ、むち打ちなどが考えられます。
対策としては、冷やす・温める、ストレッチ、姿勢の見直し、セルフマッサージが有効です。
ただし、症状が改善しない場合は、専門的なマッサージや整体を受けることを検討しましょう。首の不調は日常生活に大きく影響するため、適切な対処と早めの対策が重要です。

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