「マッサージの力加減はどのくらいが適切なのか」「痛みが強いほど効くのか」などと気になる方も多いでしょう。
この記事では、マッサージの力加減について解説しています。
マッサージで痛みを感じるときの対処法や本当に良いマッサージについてなども紹介しているので、マッサージをより効果的に受ける際の参考にしてください。
適切なマッサージの力加減は?
マッサージは、年齢や性別問わず、人によって感じ方が異なるものです。
刺激を受ける場所や体の状態などによっても、同じ人でも感じ方が変わる場合もあります。
例えば、疲れがたまっている時は、強めの刺激が心地よく感じられるでしょう。
しかし、リラックスしたい時や、優しく触れられることを好む人は、弱めの刺激の方が好ましい場合もあります。
そのため、マッサージを受ける人が施術時に「気持ちがいい」と感じる強さが望ましいといえるでしょう。
マッサージで特に痛みを感じるときは?
マッサージで特に痛みを感じるときには、共通した状態の特徴があります。
・刺激が強すぎるとき
・リンパの流れが滞っているとき
・深層部のリンパにアプローチしているとき
ここでは、4つの状態について解説します。
体調が優れないとき
寝不足や疲労感・倦怠感があったり、内向的な心理状態であったりするときは、マッサージで痛みを感じやすくなるといわれています。
また、発熱や頭痛などの風邪の症状があるときも、血行が促されて、症状が悪化する恐れがあるため、避けた方がよいでしょう。
刺激が強すぎるとき
マッサージの圧の刺激が強すぎると、筋肉や神経、血管を傷つけて痛みを感じる場合があります。
体は、表面の浅いところから深くの筋肉まで、多くの筋肉が重なって作られており、繊細です。
そのため、刺激が強すぎると、傷つけてしまうだけではなく、体を守るために硬直してしまうこともあります。
施術を受けていて、刺激が強ぎると感じた場合は、遠慮なく施術者に伝えましょう。
リンパの流れが滞っているとき
リンパの流れが滞っているときは、マッサージで痛みを感じやすいとされています。
リンパは、体全体に張り巡らされていて、老廃物を回収・排出する役割を担っています。
しかし、体の冷えや自律神経・生活習慣の乱れ、運動不足などが原因で、リンパの流れは滞ってしまいます。
リンパが詰まっており老廃物が溜まっている状態でマッサージを受けると、痛みを強く感じる傾向があります。
施術中に強い痛みを感じる場合は、施術者に伝えて調整してもらいましょう。
深層部のリンパにアプローチしているとき
脂肪や筋肉の間に溜まった老廃物を排出するためには、浅層リンパにアプローチするだけでは流れ切らないため、深層部のリンパにアプローチする必要があります。
しかし、深層部のリンパは、浅層リンパよりも太くて大きいことから、痛みを感じやすいといわれています。
痛みが強い場合は、浅層リンパ付近をほぐしてから、徐々に深くまでマッサージするようにすると、痛みを感じにくくなります。
施術時に痛みを感じる場合は、施術者に伝え、調整してもらうとよいでしょう。
本当に良いマッサージとは?
本当によいマッサージは、お客様が心身ともにリラックスできるマッサージです。
正しい順番で、浅いところから深いところまで、ゆっくりと深部へ指を浸透させると、リラックスした状態になります。
また、施術者の技術はもちろん、施術者とマッサージを受けるお客様のコミュニケーションも大切な要素になります。
そのため、施術を受ける前のカウンセリングでは、体調や普段の生活習慣、仕草の癖、マッサージの好み、過去の病歴などの情報をできる限り細かく伝えるようにしましょう。詳細に伝えることで、お客様の状況や体調に合わせた施術を受けられます。
まとめ
マッサージは個人差があり、同じ人でも体の状態や施術を受ける場所によって感じ方が変わります。
マッサージで痛みを感じる場合は、体調が優れていない、刺激が強すぎる、リンパの流れが滞っている、または深層部のリンパにアプローチしている可能性があります。
効果的にマッサージを受けるためには、お客様と施術者のコミュニケーションも重要であり、施術前には細かく体調や好みなどを伝えることが望ましいでしょう。
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