肩こりの原因は肩の筋肉のみにあると思いがちですが、実際には肩甲骨周辺の筋肉の不調により症状が出ている方は多いとされています。
そのため、肩こりを解消するには、肩甲骨周辺の筋肉をほぐすストレッチが効果的です。

　

この記事では、肩こりに悩んでいる方に向けて、和らげるための肩甲骨のストレッチ方法について解説します。
どうしても解消しない場合の対処法についても紹介するので、肩こりに悩んでいる方は参考にしてください。

　

肩こりを和らげるには肩甲骨のストレッチがおすすめ

肩こりを解消させたい場合は、肩甲骨の周りの筋肉をほぐすことが重要です。
肩甲骨は、本来助骨の上に動くようになっています。
しかし長時間前傾姿勢や猫背の姿勢でいると、肩甲骨が外に広がったまま動かない状態が続き、周辺の筋肉がこわばって硬くなります。

　

肩甲骨周辺の筋肉は、肩の動きに関わっているため、肩こりの症状が出てしまいます。
原因となる肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、肩こり解消につなげられます。

　

ストレッチする前に肩甲骨の状態をチェック

ストレッチをする前に、まずは肩甲骨の状態をチェックしましょう。
以下では、チェックの手順について解説します。

　

　

角度が60～90度の場合は、肩甲骨が柔軟に動く、いい状態であることがわかります。
一方で、45～60度の場合は肩甲骨の筋肉が少し硬く、0～45度の場合は肩甲骨の筋肉が硬くなっている状態です。
0～45度だった方は、肩甲骨周辺の筋肉以外が原因になっている可能性も考えられます。痛みがひどいときには、医療機関を受診することをおすすめします。

　

肩こりを和らげる肩甲骨のストレッチ方法

肩甲骨の状態をチェックし、状態が優れていない場合は、ストレッチを行いましょう。
ストレッチを行う際には、肩甲骨を助骨からはがすようにして動かすのがポイントです。

　

以下では、肩こりを和らげる肩甲骨のストレッチ方法について手順に沿って解説します。
自宅で自分でできるストレッチですので、実施してみてください。

　

　

　

　

起床時に5回、就寝時に5回と、合計10回を習慣にしましょう。
長時間同じ姿勢でいることが多い方やデスクワークをしている方は、作業の合間に行うのもおすすめです。
手早く行うのではなく、一つ一つの工程を丁寧にじっくり行うのがポイントです。

　

肩こりが解消しない場合はマッサージ店へ

肩こりの症状は悪化すると、セルフケアのみでは改善できない場合もあります。
そのため、肩甲骨のストレッチで肩こりが解消しない場合は、整体やマッサージ店に通うことをおすすめします。

　

多くの整体やマッサージ店では、特に疲れている箇所や痛みを感じる箇所を中心に、ほぐしてもらえます。
自分では気づけなかった肩こりの原因に気づくきっかけにもなるため、肩こりに悩んでいる方は、整体やマッサージ店に行ってみましょう。
ただし、痛みがひどい場合や長期間に渡っている場合は、まずは医療機関にかかることをおすすめします。

　

まとめ

肩こりで悩んでいる場合は、肩甲骨のストレッチで、肩甲骨の周りの筋肉をはがす方法が有効です。
自分でストレッチを行っても肩こりが解消しない方は、整体やマッサージ店などのサロンマッサージを受けましょう。
サロンマッサージでは、自分では気づけない筋肉の緊張やこりに気づき、重点的にマッサージを受けられます。

　

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