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マッサージ中に眠くなったら寝ていいの?眠くなる理由や効果を徹底解説!

マッサージを受けているとウトウト眠くなってしまった…そんな経験はありませんか?
「せっかく施術を受けているのに眠るのはもったいない」「効果が薄れてしまいそう」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、マッサージ中に眠くなるのはごく当たり前のこと。
むしろ、無理して起きているよりも寝てしまう方が良いこともあるのです。

 

今回は、マッサージを受けると眠たくなる理由や仕組みを解説!
マッサージで眠ってしまった時の効果や安眠に効果的なマッサージなどもご紹介します。

 

マッサージを受けると眠くなるのはなぜ?

マッサージを受けた時に眠くなる理由には以下のようなことが考えられます。

 

副交感神経が活発になる

マッサージを受けると痛みや凝りが解消されたり疲労が回復したりしますよね。
そうした状態になった際に活発になるのが副交感神経です。
副交感神経は、緊張状態を緩和させて心拍数を下げたり血流をよくしたりする働きがあり、リラックスの神経とも呼ばれています。
マッサージを受けて副交感神経が活発になりリラックス効果が高まることで眠くなるのです。

 

エンドルフィンが分泌される

身体の皮膚の下には、感覚神経の末端センサーのような働きをする感覚受容器というものがあります。
マッサージによってこの感覚受容器が刺激を受けると、手や足、脊髄などを通って脳まで刺激が伝わり、エンドルフィンというホルモンが分泌されます。
エンドルフィンは鎮静作用があるだけでなく幸福感を高める働きもあり、マッサージによって幸福感で満たされることで急激に眠くなるのです。

 

マッサージ中に寝てもいいの?

マッサージ中に眠くなってしまうと「せっかくの施術がもったいない」「効果が半減してしまいそう」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!

 

先述の通りマッサージを受けて眠くなるのはリラックスしていたり幸福感が高まったりしているから。
つまりマッサージによる良い効果を得られている証拠でもあるのです。
また、眠ることで全身の力が抜けて筋肉の奥まで圧をかけやすくなるため、マッサージ効果が高まることも。
無理して起きていると無意識に力が入ってしまい、施術後に患部を痛めてしまう場合もあるため、眠くなってきたら遠慮せず眠ってしまいましょう。

 

眠りの質を高めるには?

マッサージを受けることで心地よく眠くなるのは良い効果を得られている証拠。
マッサージによって眠りの質が高まればさらに嬉しいですよね。

 

ここからは眠りの質を高めるのにオススメのマッサージをご紹介します!
ご自身でも簡単にケアできる安眠に効くツボもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ヘッドマッサージ(ヘッドスパ)

不眠や寝つきが悪くなる原因のひとつがストレスや自律神経の乱れ。
自律神経の中枢は脳にあると言われていて、頭の筋肉をほぐすことで自律神経のバランスを整えることができます。
ヘッドマッサージやヘッドスパなどの頭のマッサージを受けることで、自律神経が整いやすくなり、不眠解消や安眠効果が高まるのです。

 

安眠に効くツボ

自律神経を整えて眠りの質を高めるには、安眠に効くツボを押すのもオススメ!
不眠には「緊張や不安による不眠」「肩こり・首こりによる不眠」などいくつかの種類がありますが、どのタイプにも効くのが以下2つのツボです。
『労宮』=手を軽く握った際に人差し指と中指の中間にあるツボ
『失眠』=かかとの中央部にあるツボ

 

また、「緊張や不安による不眠タイプ」の方は『百会』=頭頂部にあるツボ「肩こり・首こりによる不眠タイプ」の方は『完骨』=耳たぶ裏のくぼみの延長線上にあるツボを押すとさらに効果的です。

 

入眠の30分~1時間ほど前に刺激すると安眠に効果的です。

 

まとめ

今回は、「マッサージを受けると眠くなる仕組み」についてご紹介しました。

 

マッサージを受けた際にウトウト眠くなるのは、全身がリラックスして良い効果を得られている証拠!
無理をして起きていると患部を痛める危険性があるので注意が必要です。
眠くなったら遠慮なく眠ってマッサージの効果を感じてみてくださいね!

 

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